こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
とても悲しい事件の裁判が行われました。
昨年11月におきた深谷市の利根川でおきた
老いた両親は亡くなり、47歳の娘が助かり、
自殺ほう助での罪で逮捕されました。
生活保護を受ける前の心中だったそうですが、
こういった事件は悲しくて切なくて胸が締め付けられます。。
どんな思いだったのだろうか、
なぜ死を選んでしまったのだろうか、
もっと他の選択はなかったのだろうか、
誰かに相談できていたら。。
と思いが止まりません。
そして、ちょうど今読んでいる本が、
朝日新聞経済部がまとめた本
- ルポ 老人地獄 (文春新書)/文藝春秋
- ￥842
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ルポ 老人地獄
でした。
朝日新聞経済部の記者さんにいただいたこの本。
タイトルから強烈で読むのには精神力が必要です。
介護施設の実態や年金制度など、
これが現実だと思うと、自分自身の老後が不安になります。
また、他人ごとではない親の介護。
私にも老いた一人暮らしの母がいます。
いつどうなるか、そうなったときに自分はどうするだろうか？
介護施設に入れるだろうか？
元気で長生きをしてほしいけど、
もし認知症になってしまったら、
身体は健康でも長生きをすればするほど経済的にも苦しくなる。。
などなど、不安は広がります。
でも、現実から目をそむけてはいけないのですね。
自分自身の老後も、大切な親のことも。
現実をしっかり見据えて準備をしようと思いました。
また、仕事を通じて高齢者の方の住宅問題の相談をお受けすることが多いです。
心中事件なんて悲しい事件が起こらないように、
相談窓口として少しでも敷居が低く、気軽に相談に乗ってもらえるような、
体制づくりをしたいと思っています。
私にできること。
やりたいことや思いばかりで進んでいませんが、
一つずつでも前に進めていきたいです。
思っていても実現させなければ、思っていないのと同じですからね。
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