税金交渉の話

busy_woman

こんにちは

シナジー・マネージメント  高橋です。

続けざまに更新します

今日は、朝から税金差押の交渉に行ってまして、

そのことを書きたかったけど、あまりのお菓子の無くなりっぷりに

びっくりして先ほどのブログ長くなったため、〆ました。。

さて、今日の税金交渉の件ですが、

差押金額が約120万円ほど、入っていました。

もう既に競売の差押も入っており、相談いただいたのが、

最近で、入札まであと2ヶ月しかない方でした。

早急に買主さんを見つけたので、債権者との金額交渉に

入って行きましたが、税金の差押でとれる配分がどうしても

全額の120万円に満たなかったため、1部の金額を今回の任意売却で

支払い、差押を解除してもらう交渉をしに行きました。

もちろん、税金は全額納付しないと差押は解除してもらえません

これは、どこの市町村に行っても同じです。

ただ、その方々の事情があるので、出来る限り、わかってもらい、

差押を解除してもらい、その後の残った税金は分納の相談をします。

今回のお客様は競売の差押がついていて、抵当権の額が

かなりの債務超過の為、競売になってしまったら、税金には

ほぼ100%配当はありません。1円も支払われないのです。

他の債務もあるため、その方はもう既に自己破産の手続きをしていて、

任意売却が終われば、他の債務もキレイになる為、

税金の支払いを無理なくしていこうと計画していました。

今回の任意売却が成立したときの、「配分案」を持っていき、

事情を説明しましたが、税金に当てられる1部の金額では

納得いかない様子でしたが、今後もなんとか捻出する旨を

説明しました。。が、、次に出た一言・・

「うちは、
競売にしてもらってかまわないから」

おーい、おいおい・・・( ̄∇ ̄+)

今までの話を聞いた上での、回答がそれですか??

ここからは、私の個人的意見&債務者さんの代理人としての立場
の意見です↓

自己破産という法律で決めれた債務の整理をして、自宅を手放し、
これから引越をして再度頑張ろうとしている。
今回の任意売却で全額ではないが、ある程度の金額を納付し、
今後は分割で支払っていこうとしている。自己破産後は他の
債務も免責がおりてなくなると思うので、ある程度、まとまった
分納計画がある。
これで競売になったら、市の税収も取れないばかりか、
この方の人生までも、最悪な状況で自宅から追い出される。
せっかく、買主も見つかり、円満に返済にあてて、法的に
整理しようとしている方に対して、その一言で終わらせて、
その後の人生はどうなるのでしょうか?
ここで、任売が成立しなく、競売になってしまったら、
税金は全額残ってしまい、支払っていかなくてはならない。
その方は税金を前向きに支払っていこうという気持ちになるでしょうか?
全額ではなくても、この取引である程度、支払い、残債を少なくして
今後分納で完済したほうが、市の為でもあるし、その方の為でもある。
結局、これで競売になってしまったら、買主さんも物件を買えない、
抵当権者の回収も少ない可能性がある、市は税収ゼロ。
競売で落札した人が徳をするだけ。。
ではないでしょうか?
もちろん、裁判所の決定ですから、国の方針にしたがうのは
仕方がないですが、任意で返済しようとしている人に対して
もう少し、柔軟に対応してくれてもよいのではないでしょうか?

と思うのです。

それを伝えましたら、検討してくれるとのこと。

ほっ。

良かった。

また、再度、債権者さんと打ち合わせをして出来る限り、

多くお支払できるように全力をつくします!

税金は、自己破産をしても消えません。

税金は、優先して支払いましょう!!

人気のWebコンテンツはこちらです

電話で相談するメールで相談する