競売の恐い話

こんばんは

シナジー・マネージメント  高橋です。

雪ですね・・・

今日は朝から神奈川の山の方へご相談に行ってきました。

都内より雪が降っていて、すごく寒かったです。。

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見るのも寒い。。

バスが30分に一本位だったため、寒さに耐え切れず、

うどん屋さんに入ってけんちんうどんを食べました

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とっても美味しかったです。一気に温まりました。よかった。

さて、本日は、競売のお話です。

今では競売も一般の方も入札したりして、

恐いイメージも少し無くなってきたように感じますが、

2004年3月以前の法律改正前は、「占有屋」という人たちがいたりして、

競売で物件を手に入れるということは一般の方にはリスクが高かったのです。

占有屋とは、競売物件を落札した人に対して居座りながら膨大な立ち退き料を

要求する人のことをいいます。 善意の第3者を装って不動産競売物件に居座る場合や、

暴力団等を背景に示威によって行う場合があり、落札した人にとってはとても

やっかいです

2004年4月以降に法律が改正になり、競売で落札した物件に賃貸借契約があっても

所定の手続きをふめば、6ヶ月間の明渡し猶予はあるが、6ヶ月後には出てもらえるよう

になりました。 その為、占有屋が居座る根拠はなくなりました。

占有に関する恐い事件としては、

1983年に、競売で不動産を買い受けた不動産鑑定士が、その不動産を

占有したまま明渡しに応じてくれない一家5人を殺害し、それらの死体を

バラバラにして捨てるという、本当に恐ろしく痛ましい事件がありました。

この不動産鑑定士は占有状況についての裁判所の記録を正確に

とらえておらず、高金利で無理な借入で物件を落札し、転売で利益を

上げようとしていてせっぱ詰まっていたようです。

立ち退き交渉は難航し、追い込まれた上の惨劇だったそうです。

後にその不動産鑑定士は死刑になりました。

私の立場としては、競売で落札され、行き場を失い、お金もなく、競売で落札した方

からも退居費用をもらえず、やむなく強制執行で退居させられてしまう

方を見てきました。

その方々はこのような悪意を持った占有者ではないですが、

競売で落札した人も、旧所有者も、話し合いがこじれると

何も良いこともないですし、金銭的にも精神的にも時間的にも損害です。

双方に全くメリットがないと思います。

私は、個人的意見として競売の良いところってひとつもないと思っています。

もちろん、債権者さんにとっては回収の手段ですので、

法律に則った手段なので、正しい判断ではあると思いますが、

円満な不動産取引にて返済にあて、今後の返済計画をしっかりと

たてていった方が良いと思います。

その手段が任意売却です。

今では、競売も昔に比べ一般的にはなりましたが、リスクはありますし、

旧所有者の精神的苦痛は、莫大なものです。

なんとか、競売になる前に円満に解決するために、

任意売却をもっともっと広めていきたいと思います!!

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