地価下落による住宅ローン破綻の現状

こんばんは。

住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。

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知人から本屋さんで見たよ!

と新刊の画像が送られてきました。

離婚による住宅ローン問題のご相談は常に多いですが、

それと同じ位多いのが、老後の住宅ローン問題です。

色々な問題がありますが、特に多いのが、

地価の下落で、債務超過に陥ってしまい、

売るに売れない、でも払っていけないというご相談です。

最近のネットニュースでも記事になっていました↓

かつては”高嶺の花”ニュータウン地

いまは地価8分の1 一挙に高齢化

このようにバブル時には高嶺の花だったニュータウン。

・当時は抽選だった。

・今は半値以下になっている。

・駅から遠くアップダウンがきつい。

・売り手がつかずゴーストタウン化している。

などの問題があります。

そして、一番の問題は、

当時高値で買った物件の住宅ローンがまだ残っているが、

高いローンを払い続けているけど、

いざ売りたくても債務超過で売るに売れない・・・

という状況になってしまっていることです。

子供も独立し、老夫婦では広すぎる、駅からも遠いし、

車もいつ運転できなくなるかわからないから駅から近いマンションに

住み替え・・・なんてことができれば良いかもしれませんが、

ローンが残っていたらそうはいきません。

仕方なく支払いを続けていますが、債務超過が1000万円以上・・・

そんな現金があるわけない・・・

という相談は後を絶ちません。

この問題は、住宅ローンを払えなくなったのは自業自得だ、

と言い切れない、自己の責任ではなく時代の犠牲者であると

私は思います。

もちろん、頭金を入れていない場合は自業自得と言われてしまうかもしれませんが、

頭金を入れていても追いつかない程、地価の下落があるという現実があります。

この記事にあるように8分の1なんてこともあるほどです。

下落率が高いエリアはこれからどんどん高齢化が進み、

問題になっていくと感じます。

そんな時は、無理をせず任意売却をして、住み替えをするという方法がありますが、

中々決断ができないという方も多くいます。

下落の大きさに、落胆してしまう人もいます。

ただ、良い時代もあったと思います。

そこでお子さんが育ち、家族が過ごしてきました。

その時にそこに住めたということはかけがえのない事実です。

そのため、債務は残るかもしれませんが、便利な場所に住み替えると

思って前向きに切り替えていき、若い世代に受け継いでもらうと思うように

することも大切なのではないかと思うのです。

家のローンのために生涯を費やした、そして結局競売になってしまった。。

なんてことでは悲しすぎます。

どこかで切り替えて、豊かな老後を過ごしてほしいと思っています。

豊かな老後は必ずしもお金が沢山あることではなく、

自分自身が豊かだと感じることだと私は思います。

少しでも納得した形での解決方法をご提案しています。

ご相談はお気軽にお問い合わせください。

 

 

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