自主再生困難な社長さんの「事業・生活・財産を守る最後の救済策」

おはようございます。

住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。

今日は、朝から四国方面へ出張です。

明日の夕方には戻りますが、遠方なだけに取りこぼしの無い様にしたいと思います。

 

さて、公認会計士・税理士でありながら、

事業再生コンサルタントとしてご活躍の

橋口貢一先生の新刊を読みました↓

「自主再生困難な社長さんの

事業・生活・財産を守る

最後の救済策」

 

以前の本は、税理士さんなどの専門家向けの本でしたが、

今回は、橋口先生の支援を必要としている社長さん、経営者さん向けの本でした。

新刊を出されるということでとても楽しみにしていました。

冒頭から、自身の壮絶な倒産劇や債務整理をした経験が書かれています。

橋口先生は、公認会計士でありながら、ベンチャー企業の経営者として

株式上場を目指していた矢先に倒産。

負債総額は、なんと50億円です。

その莫大な倒産処理業務を自らが行い、自己破産をせずに

債務カットや自宅や資格を守ったという経験の持ち主です。

そんなことを普段からサラッとおっしゃっていますが、その経験は

壮絶で精神的にはどんなにつらかったでしょうか。

私には想像を絶します。

金銭的にはもちろん、社会的にも世にさらされ、ご自身はもちろん、

家族もボロボロになったと言います。

でもそんな状況の中で、身をもって経験したことで、

困っている経営者さんを助けたい!!

という強い信念のもとで活動されています。

私は、橋口先生の活動を見ていると、

「そこまでやるのか。」

といつも驚きます。

私もよく周りから「そこまでやるの?」と言われますが、

橋口先生に比べたら全然足りません。

外野から物を言って、自らが行動しない専門家はたくさんいますが、

橋口先生のように内野に入り、身を削って支援をする。

そんな専門家は本当に少ないと思います。

「真の支援」とはこうゆうことだと強く感じます。

そんな橋口先生の「真の支援」が詰まった一冊。

社長さん向けというだけあり、とても分かりやすく書かれています。

でも、内容はかなり高度なノウハウが満載です。

会社の経営をガンのステージに例え、ステージ4、つまり末期の状態の外科手術で

経営者さんの支援をメインとしているこの本は、

経営がうまくいかず、倒産するから身ぐるみはがされ再起不能にしてしまってよいのか?

という問題点や、それをアドバイスする専門家のレベルの低さの危機感を提言。

第二会社方式での事業継続、経営者の自宅を守るための任意売却も

色々なパターンがあり、私自身も知らないことがあり、勉強になりました。

そんな切り込んだ解決方法ができるのか?

と思われがちですが、しっかりと法律的に問題が無い様、弁護士との連携を図る事で、

詐害行為などの債権者を欺く行為ではありません。

債務者である経営者も、

債権者である金融機関も、

その会社で生まれる雇用も、

その雇用で生きている家族たちも、

そして、その事業で継続できる経済活動も、

全てが良い方向に向かうためにやっているという深い理念を感じました。

破綻者をとことん追い込み再起不能にする、見捨てる、という社会では、

発展はありません。

過去の失敗を未来の糧にしていくということは大切なことだということを

とても感じる一冊でした。

また、本を読んでいて

一貫して流れる橋口先生の経営者に対する支援への思い。

私は専門家の立場から、とても共感させていただきました。

自らの経験があるからこそ、ブレないその姿勢はとても尊敬します。

是非、多くのお困りの経営者さんに読んでもらいたい本です。

もちろん、専門家の皆様にもとてもおススメです。

 

 

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