こんにちは。
住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
台風が接近しているようです。
皆様、十分にお気を付けください。
私も相談会が終わり次第、早めに帰宅をしたいと思います。
さて、(社)不動産競売流通協会が、
を9月から開始するようで7/23から入札希望者の事前登録を開始しています。
☑相続で急いで売却したい
☑債務整理で不動産売却をしなければならない
☑買取業者に売却しようと思っている
☑不要な不動産を今のうちに処分したい
こういった物件は、普通に不動産業者に依頼して市場で売ることもできますが、
色々な事情があり、一般には売れづらい、という物件もあります。
そいういった物件をオークションにかけることにより、
公平・安全・スピーディーに物件が売却できる仕組みのようです。
言ってみれば、
「任意売却」と「競売」の間のような感じでしょうか。
任意売却と競売のいいとり取り「任意競売」だと思います。
競売は、裁判所が行う不動産オークションのようなもの。
でも、差押えに伴い、民事執行法に基づき、処理される不動産売却なので、
宅地建物取引業法は適用されません。
宅地建物取引業法は、消費者保護に手厚く、不動産業者がしっかりと不動産の調査をして、
契約書類も準備し引渡し、アフターフォローまで行うので、安全に不動産が手に入ります。
ただし、宅建業者間での流通マーケットの中で、広告がされたり、紹介がされて決まっていくので、
限られた情報の中でしか不動産情報が出回っていない、という現状があると思います。
そのため、市場性のない物件や、金額が小さい物件は、「売れない」という状況もあり、
また、債権がらみの物件は、公平をきすために競売を選択する債権者もいます。
ただし、競売は、裁判所の主導のもとで強制的に売却がされ、消費者保護は手厚くありません。
明渡しなどは買った人の責任で処理・手続きしなくてはなりません。
そのためリスクもあり、「競売は手を出したくない」という買手も多いのが現状で、
安く取り引きされているマーケットです。(昔に比べたら高くなりましたが)
その点、こういった民間のオークションシステムは、
公平で広く買主を募れ、落札したら、宅建業法に基づき、契約されるというので安心です。
売りたい側、買いたい側、双方にメリットがあるマーケットと言えるでしょう。
では、どうやって出品して、どうやって買うことができるのでしょうか?
・出品者は、無料で物件を出せる(事前登録制・反社会的勢力排除)。
・FKRに登録している宅建業者が調査をして、最低落札価格を決める。
・落札されたら、取引金額の3%(最低金額15万円)が手数料として調査をした宅建業者に支払う。
・落札者は、不動産競売流通協会に取引金額の1%(最低金額15万円)を手数料として支払う。
・契約と決済は、宅建業法に基づき、取引される。
という事です。
個人的には、相続などで受けた土地や山林、農地、空き家などの、
「負動産」がこういった売却方法で、誰か必要としている買手に買ってもらう仕組みが確立できれば良いなと思います。
どんな「負動産」でも、金額次第では、必要としている人がいると思うのです。
不動産業界の狭い市場の中では探せない買手が、こういった市場で必要としている人に受け継いでもらう、
というシステムができれば良いと思います。
これまでも不動産オークションの取り組みは、色々とありましたが、
一般化しているものは無いように思います。
昔のダークなイメージの競売不動産市場を一般化させた
(社)不動産競売流通協会が行うオークションなので、
今までとは違うマーケットになるのでは、と期待しています。
【8月の土日祝日無料相談会】
8月4日(土)
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