住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
先日、『日経クロスウーマン』の取材を受けました。この媒体は「40代からの女性のキャリアアップ、部下のマネジメント、メンタルヘルス、マネーなどをテーマにして、雑誌『日経ウーマン』から派生したWebメディア」とのこと。そのなかの『THE DESK』という新しい連載企画で、タイトル通り、“勉強机から人生を紐解く”という視点で「働く大人の学び」について取材する、というお話でした(記事はこちらから)。
これまで不動産関連の取材はいろいろと受けてきましたが、「人生を紐解く」――私の生き方について第三者に話す、という経験はあまりなく、とても貴重な機会となりました。
朝6時のダイニングテーブルでのルーティン
お話ししたのは、まずこの企画のテーマである「勉強」について。
私は宅地建物取引士のほかに、(公認)不動産コンサルティングマスター、賃貸不動産経営管理士、任意売却取扱主任者、競売不動産取扱主任者など、10種類近くの資格取得や講座受講をしていますが、合格まで常に伴走してくれた相棒は、「自宅のダイニングテーブル」でした。
今回の記事でも大きく取り上げていただきましたが、私の勉強場所はダイニングテーブルの一隅です。起きて温かいコーヒーを淹れ、隅田川の朝焼けを眺めたら分厚いテキストを開く。試験勉強中はこれがルーティンになっていて、すぐに集中モードに入れます。7時すぎに朝食を摂るまでオンライン講座の動画や問題集に取り組み、朝食後はオフィスに行って、始業ギリギリまで勉強のTO DOスケジュールをこなす。食卓から事務机まで、まさに勉強と切り離せない私の机事情です。
……と、活字にすると無駄のない理想的なスタイルのようですが、とはいえ、実際は毎日こんなにきちんとできるわけではありません。仕事で疲れ切って起き上がれない日もありますし、眠くて眠くてたまらない、とか、やる気がまったく起きずに布団の中で「もうだめだ~」とスマホを眺めて朝の時間が終わる日もあります。記事では理想的なほうがクローズアップされるものですが、実際はそんなに立派なわけではなく……(笑)。
ただ、それでも継続して勉強できているのは、「完璧じゃなくていい」「その日できる分だけをちゃんとできていればいい」という“ゆるいルール”を自分に適用しているからだと思います。そして、だめな日があっても自分を責めない。できなかった日は「まあ、いっか」と切り替えて、翌日はほんの5分でもいいから机に向かう。そういったゆるい積み重ねが自分には合っていて、結局は一番長く続けられる形なのかな、と思っています。
お客様のため、そしてこの仕事で生き抜くために必須のもの
今回の取材では、私自身、「なぜ学び続けるんだろう」と深く自問自答することになりました。そもそも昔から「勉強」は大の苦手で、以前のブログにも書きましたが、新卒で不動産業界に就職してから受験した宅建は5年連続で不合格。そこから学校に通って、やっと合格したのは30歳の時です。
そんな私の「学ぶこと」への意識が根底から覆ったのは、やはり起業が大きかったと思います。頼る者は自分しかない状況で、業務内容は「任意売却」というお客様の人生も一緒に背負わざるを得ないような難しい問題。困難に直面して苦しんでいる方をなんとか助けて差し上げるには、自分自身の知識やスペックを上げるのは最低限の努力なんだと現場で痛感したからでした。これはお客様のためでもあり、私がこの仕事で生き抜いていくために必須のものだと知った。過去のブログでも書いてきたことですが、知識は武器なんですよね。現在、不動産コンサルティング会社とNPOを運営するなかで感じるのは、知識(と経験)は増えれば増えるほど、お客様からの相談の場で提案できることや質問に即答できることが確実に増えていく、という手応えです。
私の学びは、「ご相談事を解決に導くための武器を増やす」という大きな目的がモチベーションとなり、継続している。それを再認識することができました。
闇の中で、すがるように始めた勉強に救われた
取材でもうひとつ、初めて公の場でお話ししたのが30代後半から40代前半での不妊治療のことです。
当時、頑張って治療に臨んでも結果が出ず、心身共にすり減らしてどん底まで落ち込む時期が長く続いていました。結果が出ない現実に「自分は生きる価値のない人間なんじゃないか」と思うほど激しく落ち込み、表向きは元気に振舞っていても、ずっと闇の中にいて這い上がることができない。そんな時に、すがるように始めたのが「勉強」だったのです。
宅建の上位資格である不動産コンサルティングマスターの資格取得を決心し、「負の感情が湧いてくる隙を作らないように」一心不乱に勉強に打ち込みました。不思議と、勉強している間だけは辛い気持ちを忘れて闇をはねのけることができ、結果的に試験は無事合格。達成感とともに心の底から「勉強は人を裏切らないんだ」と確信したのを、いまでも鮮明に覚えています。
実はそれ以来、一年にひとつは何かしらを学ぶことを決めました。講座や資格、何でも、その時に必要だなと思ったものを受講したり、取得したりする。毎日の仕事をこなすだけでも精一杯で、一年が過ぎるのがあっという間ではあるのですが、そんな日々でもその年を生きた証というのか、節目のようなものを築くために、現在も続けています。
次の目標は中小企業診断士。「不動産×事業再生」の両面で伴走できるように
そしていま、私が新たに挑戦を決めたのが、中小企業診断士の取得です。
合格率は毎年5%以下とも10%以下ともいわれる超難関の国家資格ですから、簡単でないことはわかっています。一見、不動産とは関係のない資格のようですが、当NPOに相談にいらっしゃる方の中には、会社の経営がうまくいかず自宅を手放すしかないという方も多くおられ、そんな方々と接するうちに、「復活が難しくなるような状況にまで陥ってしまう前に支援できる存在になりたい」という思いを強くしたことが、取得を決心した理由です。
50歳までに合格し、「不動産×事業再生」の両面で相談者の方に伴走できるようになりたい。これが私の次の目標です。今回ばかりは自分のセカンドキャリアとして本気でチャレンジしようと決めた時に、縁あって今回の取材依頼をいただきました。――ということは、もうやるしかないということですね(笑)。退路を断つ、よいきっかけにもなったと思っています。
「昨日より今日」を実感する時は必ず来る
学び続けることは、必要以上に自分を追い込むためではなく、結果として判断力や対応力を維持し、自身を守ることにつながると考えています。心身の状態が良い日もあれば、思うように進まない日もありますが、そのどちらの日も含めて着実に前へ進む意識を大切にしたい。歩みがわずかであっても、継続することで「昨日より負担が軽くなった」と実感できる瞬間は必ず訪れます。
その積み重ねを信じながら、私は今日も、業務の合間に机に向かっています。
今回の取材では、自分の人生や仕事、そして改めて「自分にとっての学びとは」という原点に深く向き合う機会をいただき感謝しています。記事を通して、誰かが「もう一回頑張ってみよう」「勉強を始めてみよう」と思ってくださることがあれば嬉しいです。
もしよろしければ、ぜひ掲載記事も読んでみてください(途中から有料記事になりますが……)。
ちなみに補足ですが、私の勉強スペースであるダイニングテーブルはこちらで買いました(安岡銘木店)。一枚板のテーブルは贅沢品と思いきや、こちらのお店は卸なので激安で、とてもお勧めです!
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